2021-05-13 第204回国会 参議院 国土交通委員会 第15号
加えて、国内の旅客船事業につきましては、地域公共交通の機能確保のために措置された令和二年度第二次及び第三次補正予算を活用して、主として生活航路を運航する事業者に対し、その事業継続に対して支援を行っているところです。
加えて、国内の旅客船事業につきましては、地域公共交通の機能確保のために措置された令和二年度第二次及び第三次補正予算を活用して、主として生活航路を運航する事業者に対し、その事業継続に対して支援を行っているところです。
内航の旅客輸送については、移動の自粛等により、生活航路では、本年三月における運送収入が、コロナ禍前である前々年比三〇%以上減少した事業者が半数以上に及ぶなど、依然として厳しい状況にあります。 内航の貨物の輸送については、二〇二〇年の年間輸送量は、対前年比約一〇%減となっております。
また、国内旅客船事業については、地域公共交通の機能確保のため措置されました令和二年度第二次補正予算、それから第三次補正予算を活用しまして、主に生活航路を運航する事業者に対して、その事業継続に対して一定の支援を行っているところです。
このため、今般の令和二年度第二次補正予算案におきまして、経営基盤の脆弱な地域鉄道、そして地域の日常生活の足を担う地域バス、そして離島等への足を担う生活航路及び生活航空路、これらの各地域公共交通事業者を対象に、十分な感染拡大防止対策の下での運行を確保していくことができますように必要な支援策を盛り込んだところでございます。
また、先ほど自動車局長からの答弁にもございましたが、これに加えまして、今般の令和二年度第二次補正予算案におきまして、地域鉄道、地域バス、生活航路、地域航空の各事業者を対象にいたしまして、十分な感染拡大防止対策の下での運行を確保していくことができるよう、駅、車両等の設備の衛生対策でありますとか、車内などで密度を上げないように配慮をした運行等の実証事業、これに要する経費に対する支援として約百三十八億円を
まさに固定経費も大きいところですし、何よりも離島の生活航路でもあったり、また経済再生をしていく上ではやはり航空産業はなくてはならないところだというふうに思っております。 以前、あるアジアの国でナショナルフラッグの航空会社が潰れてなくなった。大変、経済的に厳しいし、いざ国としてのリスクが発生したときに何もできないということは本当に国としてまずいなというふうに私は個人的に思った経験もございます。
委員御指摘のように、旅客船を、単に移動の手段としてだけではなくて、観光などにも活用して新たな需要を取り込むことは、地域の交流人口拡大という観点だけではなくて、離島などで運航されている生活航路を維持存続するためにも、今後大変大切になるものだと考えております。
IMOでは、二〇二〇年から、SOx規制、今の三・五%を〇・五%まで求めるということを決めているわけですけれども、このSOx規制について、やはりこれ、特に内航海運、経営基盤がそんなに強くない内航フェリーだとかあるいは生活航路である離島航路の、こういうところでは非常にこの問題についての懸念が広がっているところでございます。 このSOx規制についての今の対応について、海事局長にお尋ねをいたします。
先生もこの間の視察でごらんいただきましたが、日本で唯一の淡水湖に浮かぶ有人の島、沖島の住民、約三百五十人が生活していらっしゃいますが、その沖島住民の生活航路や通学航路として既にもう船が利用されていることに加えまして、湖周道路の交通量の増大による渋滞等の道路交通環境への負荷を軽減すること、また、両岸、対岸ですね、への移動時間の短縮等を図るため定期航路や湖上タクシーというのも利用されているところでございますが
現在は、唯一かつ赤字の生活航路、ここのところについては、ナショナルミニマムという観点から、国交省で運営費補助や運賃低減等の補助をしています。 横山先生御指摘のとおり、唯一かつ赤字という、この一本ということについては補助をしているわけですが、そのほかでも、以外の航路についても支援できないか。特に瀬戸内海とか、いろいろなところではそういう希望があろう、愛媛でもそうだというふうに思います。
続きまして、今回の支援策はいわゆる航路にも当てはまると考えてよろしいのかどうか、その点と、離島航路の補助の要件が、他に交通機関がないなど唯一かつ赤字の生活航路に限られていると規定されておりますけれども、航路は道路と同じ概念であると思いますけれども、こういった生活航路の維持、活性化に向けた国土交通大臣の見解をお聞かせいただきたいと思います。
三島航路は、村民の生活航路であり、本土とを結ぶ唯一の交通手段、海の国道として、生活物資の輸送のみならず、医療、福祉、農林水産業、教育、行政サービス等、村民の生活全てにおいて必要不可欠な航路であります。 三島村の要望というのは、黒島と枕崎をつないで、本土と村を結ぶ航路の一日一便の運航体制の実現であります。
この離島航路に対します国の支援につきましては、ナショナルミニマムの観点から、唯一かつ赤字の生活航路を補助対象とすることを基本として対応しております。具体的には、運営費への補助、住民運賃割引に対する補助、航路の構造改革に資する船舶建造への補助などの支援を行っているところでございます。
これは、島民の方々を含めて、生活航路だという意識でおられているというところなんですが、やはり、高速道路料金値下げといっても、全然高速道路はないし、こっちは全然関係ないよねというような話なんですね。
そして、今治と前の大島というところをつないでいる、これは生活航路でありますけれども、この今治—大島フェリーもまさに存続の危機にあえいでおる。こういう状況でありますから、是非、国土交通省におかれましては何らかの対応策を取ってもらいたい。 そして、海運関係の皆さん方からは各所に本当に要望が届いているんだろうと思います。私のところへも参りました。
生活航路の維持は不可欠なものでありまして、市場原理のみにゆだねますと、利益の出そうな区間や時間帯のみに参入が集中いたしまして、いわばいいとこ取りの現象が起こる心配もあるわけでございます。
また、ただいまお話ございました離島の漁港というものは、漁船の避難でございますとかあるいは漁業の前進基地といったようなことでございまして、さらには定期船などの生活航路ということで、離島の水産業あるいは地域に大変重要な役割を果たしておるというふうに考えているわけでございます。
そこで、私ども水産庁としましては、水産基盤整備というものを推進いたしておりまして、安全な漁業活動の確保に努めているわけでございますが、特に離島におきましては、漁港が、今委員からも御指摘ありましたように、生活航路としても重要な役割を果たしている、そういう場合も多いわけでございまして、漁船とあわせまして定期船などの安全な発着に資するように、十分に配慮して整備を行っているわけでございます。
離島の住民にとりましては生活航路の維持は不可欠なものであり、市場原理のみにゆだねた場合に、利益の出そうな区間や時間帯のみに参入が集中し、結果として採算性の低い航路が切り捨てられるおそれがあるわけでございます。このため、指定した区間につきましては、運航回数、輸送能力、運航時間帯等に関し一定のサービス水準の設定、運賃の上限の認可等の措置を講じた上で参入していただくこととしたものでございます。
先生の御指摘の点につきましては、生活航路の維持に支障を生ずるというような場合には、関係する自治体と連携しながら、先生の御指摘も踏まえ、適切に対応してまいりたいというふうに思っておるところでございます。
御承知のとおり、一般旅客定期航路事業、旅客船事業でございますが、これはこれまで地域の住民の生活あるいは地域の経済の発展に重要な役割を果たしてきたところでございまして、今後とも地域住民の生活航路として、また災害や事故等の際の輸送手段として重要な役割が期待されているところでございます。
○政府参考人(安富正文君) 今、先生おっしゃいましたように、離島等の住民の日常生活に用いられる生活航路でございますので、これはいわゆる規制緩和ということで単に規制して、あとは自由競争というわけにもいきません。
それからもう一つ、この航路については、離島航路につきましては、特に指定区間ということで大臣が指定しておりまして、一定のいわゆる運航回数あるいは運航の便数、そういうものについて歯止めを掛けている形になっておりますので、そういうことによって島の住民のいわゆる生活航路としての役割というのが減ずることはないように措置しているところでございます。
規制緩和で参入も自由化する、だから廃止も自由化するという場合に、だれも参入しない赤字の生活航路はどうなるのか。引き取り手がなければ離島航路がなくなる。航路がなくなればそれは孤島になるということであります。結局は自治体が責任を持つことになっていかざるを得ない。これをすべて自治体の責任にしようというのでは余りにもひどい。
そういった場合、生活航路の維持、安全の確保、利用者利益の保護、そういった観点から今後具体的にどのように検討されるのか、それをちょっとお聞きしたいんです。
その際問題になりますのは、安全の確保、利用者利益の保護、それから離島航路を初めとした生活航路の確保という先生御指摘の点、大臣も申しました影の部分が出てくるのではないかという御懸念でございますけれども、安全の確保につきましては従来どおり、さらに今まで安全について余りチェックしてこなかったものについても、人の運送をする以上は最低限の規則を守ってもらわなければならないということで、ある意味では拡大して安全